从匠人精神看“日本制造”

论文总字数：11286字

摘 要

本文从日本“匠人精神”起源的开始，通过分析“匠人精神”对企业成功发展的作用，以及在现如今经济状况下“匠人精神”对日本制造业的发展起到消极作用等方面进行论述，得出以下结论，“匠人精神”是日本制造业发展的必然产物，其内涵和精髓是促使日本制造业快速发展的重要因素，同时，也正是对这些因素的过度重视，不分重点，不分区别的使用，才使日本制造业处于如今的尴尬境地。

关键词：匠人精神 日本制造 人生追求 企业发展

要 旨

本論文では、日本の「職人精神」の起源から、その精神が企業の発展に対する作用を解析して、今の経済状況の下で、「職人精神」のマイナス影響などを論述し、以下の結論を得られる。「職人精神」は日本の製造業の発展の必然的な産物で、その内包と精髄が製造業を急速に発展する重要な原因である。しかし、「職人精神」への行き過ぎた重視は日本の製造業の発展を遮ったと考えられる。

キーワード：職人精神　日本製造　人生の追求　企業の発展

目　次

はじめに……………………………………………………………………1

第一章　職人精神……………………………………………………………2

1.1　職人精神の形成……………………………………………………………2

　　1.1.1　日本の民族伝統…………………………………………………2

1.1.2　日本人の技術特長…………………………………………………3

1.2　職人精神の内包………………………………………………………………… 3

第二章　製造業における職人精神……………………………………………… 5

2.1　ハードロック……………………………………………………………5

2.2　秋山木工…………………………………………………………………6

第三章　職人精神の短所……………………………………………………9

おわりに……………………………………………………………………10

参考文献……………………………………………………………………11

はじめに

日本での「爆買い」現象がブームになるに従って、中国の製造業を改めて反省するという波が巻き起こされた。日本製の商品はその高品質が市場に認められると、同時に、日本製造業を保証する大事な要因「職人精神」が人々の関心を引き起こされた。「職人精神」は企業の発展に必要だけではなくて、会社社員の人生目標を求める良薬でもある。

しかし、今の世界経済の情勢の変化とともに、日本の製造業は、当時の繁栄を失いつつある。このような現状の下で、「職人精神」はどのような影響を果たすのかについて、考察してみたい。

第一章　職人精神

• 1. 日本の職人精神の形成

異なる地理環境に異なる民族が育まれて、彼らは異なるライフスタイルと風土人情を持つ。それによって、彼らの発展方向が異なる。中国人の技術、古代のギリシア人の哲学、アラブ人の宗教、トルコ人の戦闘技術などはとても優秀である。しかし、長い歴史を経て、近代的な日本は、中国の技術のリード地位を取り替え、今の「技術大国」になった。それでは、日本はどのように一歩ずつ技術を頼りに、世界を征服したのか。

• • 1. 日本民族の伝統

周知のように、日本は昔から中国文化を積極的に取り入れた国である。その中には農作や社会制度はもちろん、文字も含まれている。その取り入れた過程を全体的に見ると、ある結論を得ることができる。目は日本人にとって、一番重要なものである。なぜかというと、日本人が学習の時に、一番関心を持っているのは物事の原理ではなく、外の形態である。例えば、水稲技術が日本に入って来るに従って、農作用の道具も日本に入り、同時に、日本は金属文明が始まった。金属製の農耕の道具、青銅の祭祀の道具、刀剣など、外形精緻の器具が日本人の目を通して人々の愛顧を受けるようになった。この現象は中日貿易の物品から検証を得ることができる。

でも、日本人の視覚に最も影響するのは、やはり仏教の芸術である。今なお保存されている飛鳥寺、法隆寺、東大寺などから見ると、日本人が昔から仏教を大切にしていることが分かる。これらの寺は、直接的あるいは間接的に中国の南北朝時期の風格を参照している。752年、東大寺院で大規模の盛会を開催された。その中で一番重要なのは開眼儀式いわゆる「開眼供養」ということで、この式典の地位から見ると、日本人は仏像の「開眼」つまり視野を開くことを大事にしていることが分かる。目を通じて、物の形を観察し、物の外観を重視する。この特徴は日本人の日常生活にもたくさんある。例えば、日本料理は食品の色、造形、入れ物の形などを非常に重視し、視覚の上の楽しみも重視している。

日本は学習力が強い民族で、新たな技術と新鮮なものを受け入れることを得意とする。例えば、遣唐使空海和尚を見よう。空海（774－835）は日本の歴史で誰にも負けない「万能の天才」である。7ヶ月にわたって長安に到着し、2年間遊学を通じて、大きな収穫を得て日本に帰った。中国滞在中、空海は仏教だけでなく、積極的に各領域の先進的な技術を学んでいる。彼はどんな技術でも、必ず目で本物をよく観察し、物の解体と組立の細部も学んでいたと伝えられている。その点を見ると、空海の行動は多くの日本人の基本的な考え方の表われであろう。

このような学習モードの下で、人びとは品物の構造と効能を詳しく了解し始めた。それに自分の必要に適応して改造し、人の要求に合わせる。これこそ日本が他国の技術を受けいれ、技術を発展させる方法である。同時に日本人の外部の物事に対する思考の方法である。よって、「形」は日本の文化において大事なもので、実物を重視し、構造性と実物感と切り離せない。このことから、日本の神道に言う通り「世の中の万物が全て神様であり（地上のものは、神様によって生み出され、神の司るところとされ、すべでの自然には神が宿るとされる）」という観点をも実証された。

1.1.2日本人の技術の特徴

日本の手工芸の技術の発展は中国の宋明時期の貿易交流から始まった。その中で、最も代表的なものが日本の刃物である。今でも、世界的にも有名な日本の刃物は、様式は簡単だが、光沢度であろうと、硬度の細部であろうと、非常に高い技術が要求される。簡単な品物に職人の感情を溶け込ませ、長年努力しなければ成し遂げにくいはずである。

その一方、日本には、外来と本場を結び付ける物がたくさんある。石井威望の著書『日本人の技術はどこから来たか』中で指摘しているように、日本の技術の思想には二つの構造がある。「不変」と「流行」である。例えば、和服と洋服を見ると、和服は、日本の伝統的な服で、生地から製作まで取捨選択がとても重視され、手間がかかり、価格もやすくない。伝統的な儀式に、老若男女を問わず、必ず和服を着て、式典に参加する。それは儀式に対する礼儀である。しかし、日本と外国との交流が盛んになるにつれて、スーツをはじめの洋服が人々の生活に入ってきた。和服と比べると、洋服はもっと腕利きで、イベントに都合がいい。今の伝統式典の中でも、男性の洋服を着る姿がよく見える。洋服を受け入れたからといって、和服が捨てられているわけではない。各種の伝統祝典の中で、和服は依然として主な衣装として人々に身につけられている。なお、日常生活において、和服を着ている人もたくさんいる。

周知のように、今日本の伝統技術のレベルはすでに中国を上回っており、茶芸、生け花、筆・墨・紙・硯の製作に至っても同じである。それに、これらの伝統技術の職人は日本政府に重視されて、「民間国宝」と呼ばれている。彼らは、祖先から何世代にわたって伝統技術を守り、継承してきたのである。さらに、外来文化と技術に対する学習でも、日本人は約40年をかけてその技術の磨き、やがて元の発明国を超えるという。40年はちょうど1世代が働ける時間である。もちろん、仕事は一人だけで完成することができず、いっそう必要なのは、高い組織性と紀律性である。

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