日本惯用语中的隐喻及意象分析

 2022-06-24 11:06

论文总字数:13368字

摘 要

在人们的日常交际用语中,惯用语是很重要的一部分。它不仅反映了语言背后的文化渊源,而且因为隐喻的存在使表述更加生动形象。日语惯用语的学习是日语教学中的难点,也是深入挖掘日本文化与日本民族性格的有效途径之一。

本文以认知语言学的隐喻为切入点,选取了日语惯用语中常用意象之一“虫”为例展开论述,为日语惯用语的理解和应用提供一种思路和方法。首先,从认知语言学的角度介绍了语言研究中的图式理论以及隐喻的定义和功能,为后文的阐述作理论铺垫。接下来,在图式理论的指导下具体论述隐喻在日语惯用语中的形式位置,并以“虫”为例对方位隐喻、实体隐喻、结构隐喻三种类型进行说明。最后,列举出含“虫”字的日语惯用语,通过认知联想、认知推理、语境与文化背景三种主要认知方式对隐喻的意象认知进行解说。

从认知语言学的角度剖析隐喻在日语惯用语中的形式和内容,可以更系统更有层次地理解和消化整个日语惯用语体系,具备一定的研究价值。

关键词:惯用语、图式、概念隐喻、意象认知

要 旨

 人々の日常用語の中では慣用句が非常に重要な一部分である。言語の背後に潜む文化を反映するのみならず、メタファーが存在するため生き生きしている。日本語の慣用句は日本語教育の難点であれば、日本文化と日本の民族性格を深く掘り出す有効な手段である。

 本研究では認知言語学上のメタファーを切り口に、日本語の慣用句によく使われている「虫」を例に論じた上で日本語の慣用句の理解と応用に一種の方法を提供したい。まず、認知言語学の視点から言語研究におけるスキーマとメタファーの定義と機能を紹介する。次に、スキーマ理論を基にメタファーが慣用句のどのような位置にあるかを具体的に論証する。方向のメタファー、存在のメタファーと構造のメタファーの三つの種類から「虫」に対する解釈をする。最後に、「虫」に関する慣用句を列挙し、認知連想、認知推理、文脈と文化背景からなるイメージ認知を論じる。

 認知言語学の視角から見る日本語の慣用句におけるメタファー及び意味解析が、日本語の慣用句体系をより系統的に習得させ、一定の研究価値を持っている。

キーワード:慣用句、スキーマ、概念メタファー、イメージ認知

目  次

はじめに 1

第一章 スキーマに基づくメタファー 2

1.1 言語研究におけるスキーマ 2

1.2 メタファーの定義と機能 2

第二章 慣用句におけるメタファーの類型 4

2.1 慣用句の形式 4

2.2 メタファーのプロセス 4

2.2.1 方向のメタファー 4

2.2.2 存在のメタファー 5

2.2.3 構造のメタファー 5

第三章 慣用句におけるメタファーの意味解析 7

3.1 「虫」に関する慣用句 7

3.2 メタファーのイメージ認知 8

3.2.1 認知連想 8

3.2.2 認知推理 8

3.2.3 文脈と文化背景 8

3.3 メタファーに影響を及ぼす要素 9

おわりに 10

参考文献 11

謝辞 12

はじめに

 日本語における慣用句の研究は1942年に白石によって提唱する「慣用」から芽生え、時系列に沿って定義の確立、語彙の特徴、認知言語学との関連研究まで大きく発展してきた。本稿では、「単語の二つ以上の連結体であって、その結びつきが比較的固く、全体で決まった意味を持つ言葉」(宮地1982)という慣用句の定義を取っている。宮本によると、慣用句が連語成句的慣用句と比喩的慣用句に分けられ、日本語の慣用句におけるメタファーへの専門研究を促した。また、1980年代になると、認知言語学という分野がやがて成立することになり、メタファーを中心とした比喩研究に新たな視角を提供し、慣用句の研究にとって重要な意味を持つ。

 現在、日本語の慣用句自身の難しさや教育不足などが原因で、日本語の中国人学習者にとって慣用句が理解しがたいのは事実である。その根本的理由を分析してみると、日本語の慣用句が系統性に乏しく、メタファーへの認知不足が指摘できる。しかし、慣用句がある民族が長期発展を経て生活習慣、歴史文化と民族性格を混ぜる言語文化であれば、この民族を深く理解する有効な方法の一つであるため、系統的研究方法が求められる。本研究では、日本語の慣用句におけるメタファー及び意味解析を通じて慣用句研究に一種の方法を提供したい。

  1. スキーマに基づくメタファー

1.1 言語研究におけるスキーマ

 研究を始める前に、認知言語学上で基本的な考え方や分析の方法を知る必要がある。まず、認知ということが言語研究とどのような関係を持つかというと、認知という言葉の定義に言及しなければならない。認知は感覚、知覚、記憶など、生体が生得的または経験的に獲得した既存の情報にもとづいて、外界からの情報を選択的にとり入れ、それを処理して新しい情報を生体内に蓄積し、さらにはこれを利用して外界に適切な働きかけを行うための情報処理の過程のことをいう。すなわち、認知言語学から見ると、人の知識としての言語はいくつもの具体例の比較を通して一般化、抽象化された形で獲得され、また現実に応じて理解するためのものとなる。このような抽象的知識をスキーマという。

 それでは、言語研究の道具としてのスキーマ化を行うたびに、三つの特徴に注目すべきである。一つ目は、スキーマ化が具体的な経験の間に共通性を見出し、現実世界での認知主体と対象との相互作用を基盤にするシステムであるため、誰もが共存する日常経験と密接に結びついてる。そればかりでなく、対象の範囲には物はもちろん、感覚や行動などについても適用できる。二つ目は、スキーマ化を行うとき、捉え方によって構造されたネットワークとリンクが大きく違う。スキーマによる知識の構造が柔軟性を持つ。例えば、日本語の類別詞「本」について考えてみよう。日常経験では代表性があるのは「鉛筆三本」の「本」とすると、細長い筒状の物体がイメージ・スキーマとされる。このイメージ・スキーマを伸縮させて「針」、「タイヤ」なども容易に理解できる一方、両端のはっきりした有界的な物体に見られ、メタファーが機能して「仕事」、「休憩」にも「本」がつく。最後に重要なのはスキーマ化の過程中推論を内包しているから、相手の言葉の中に存在するスキーマを推論して会話を促すことも可能になる。一言でいえば、ある言語体系を形成するために、経験に根差した様々なスキーマを明らかにし、また全体的言語体系に適応する認知活動が重要である。

 日本語の慣用句が日本語研究の一部分であり、スキーマ理論を利用して認知可能である。その慣用句が外国人学習者にとって難しいのはメタファーの存在、つまりメタファーの形式と意味解析が簡単に習得できないためである。だからこそ、スキーマ理論を基に日本語の慣用句におけるメタファーを分析し、独特な認知方法を提供したい。

1.2 メタファーの定義と機能

剩余内容已隐藏,请支付后下载全文,论文总字数:13368字

您需要先支付 80元 才能查看全部内容!立即支付

该课题毕业论文、开题报告、外文翻译、程序设计、图纸设计等资料可联系客服协助查找;