非漢字圏の日本語学習者における漢字部首学習の必要性

 2022-01-29 06:01

论文总字数:14335字

摘 要

本论文从日语教育的角度出发,围绕尼泊尔日语初级学习者的汉字学习进行了讨论。主要从单词语形的意味推测的视点出发,通过问卷调查和采访调查的形式,得出了以下的3点结论。

(1)非汉字圈的日语学习者在未知汉字的处理中,从字形出发的推测利用率较高。

(2)汉字学习中,部首学习是不可缺少的重要部分。

(3)通过部首的学习,有体系地系统学习汉字是很有必要的。

并且,作为今后的课题,将进一步验证部首学习的效果。

关键词非汉字圈,汉字学习,形声汉字,部首,尼泊尔学习者

要 旨

本論文はネパール人日本語初級学習者を対象に、日本語教育の立場から彼らの漢字学習について検討してみたものである。おもに語形からの意味推測の視点から、インタビュー調査を通して、以下の結論を得た。

(1)非漢字圏[1]の日本語学習者は、未知漢字に会うとき、よく字形からの推測を利用する。

(2)漢字学習の中では、部首を勉強することは欠かせない部分であろう。(3)部首学習により、漢字を系統的に学ぶことは必要である。

なお、部首学習の効果を検証することは今後の課題とする。

キーワード:非漢字圏、漢字学習、形声漢字、部首、ネーパル人学習者

目 次

第一章 はじめに(序論)……………………………………………………7

1.1 研究目的……………………………………………………………………7

1.2 研究動機………………………………………………………………………7

1.3 問題意識…………………………………………………………………………………7

1.4 論文構成………………………………………………………………………8

第二章 第二言語習得と外国語習得における読解……………………………8

2.1 日本語能力試験の点数分析…………………………………………………9

2.2 読む能力にかかわる要素……………………………………………………10

2.3 語形からの意味推測…………………………………………………………10

第三章 日本語学習………………………………………………………11

3.1 ネパール人学習者の日本語授業……………………………………………11

3.2 ネパール人学習者の漢字能力………………………………………………11

第四章 漢字部首についての認識…………………………………………12

4.1 部首の授業……………………………………………………………………12

4.2 今後漢字授業への示唆………………………………………………………12

おわりに……………………………………………………………………14

参考文献……………………………………………………………………15

謝辞………………………………………………………………………16

付録………………………………………………………………………17

第一章 はじめに

1.1.研究目的

 本論文は、日本語教育の視点から、ネパール人留学生を対象にアンケート調査とインタビュー調査を行い、彼らの漢字学習現状及び困難点を明らかにする。そして、今漢字学習方法を整理した上で、部首学習の必要性を検討する。具体的な部首学習方法へ提案したうえで、より多くの非漢字圏の日本語学習者が漢字を身につけることを目的とする。   

1.2. 研究動機

 近年、東アジアの経済連携につれ、日本は30万人の留学生ブームを迎えてき、日本語学校の数も急速に多くなった。日本学生支援機構(2015.2)によると、2014年5月1日現在の留学生数は、184,155人だという。2013年5月1日と現在を比較すると、16,010人(9.5%)が増えた。それにともない、日本語学校の学生構成にも著しい変化があった。2014年前、中国と韓国の留学生人数は第一、二位で、留学生数の7割を占めていた。しかし、2014年の調査によると、ベトナムは一躍二位になり、留学生人数は2倍ぐらい増加したという。ベトナムとネパールの留学生数が大幅に増え、日本語を習得している非漢字圏の留学生が多くなったということがわかった。今筆者が勉強している日本語専門学校(九州外国語学院)では、多くのネパール人留学生は会話が上手で、生活にもほとんど不便がないが、漢字が読めないし、書けないので、日本語能力試験に合格できなく、仕方がなくて自分の国に戻らざるを得ないケースは少なくない。したがって、本論文はネパール人の留学生を対象に、今の漢字学習の中では、困難点と不足点を明らかにし、部首教育の必要性を論じてみる。

1.3. 問題意識

 日本語能力試験2級と3級における、ネパール人の日本語学習者の低い合格率という現象に注目した。ネパール人の日本語能力試験2級の成績のデータを分析し、特に読解部分の点数は低いことが分かった。更に0点の人もたくさんいる。それはなぜであろうか。ネパール人など非漢字圏の日本語学習者たちにとって、漢字のせいで、読解は難問になったという仮説を提出した。したがって、今の漢字学習方法にはどこが不足なのか、読解に関する漢字処理能力が重要なので、授業ではそれにふさわしい指導があるのかなどの疑問を生じた。

1.4. 論文構成

 本論文はつぎのような構成となる。まず、読解における漢字の重要性を論じる。つぎに、アンケート調査を用い、ネパール人日本語学習者(以下はL2学習者と言う)の漢字能力を調査する。さらに、アンケート調査の被調査者から、3人を抽出してインタビュー調査を行った。調査から得たデータを分析し、今漢字学習の問題点を明らかにする。最後に、漢字部首の必要性を論じる。部首習得を授業に導入するために、具体的な漢字学習方法を検討してみる。

第二章 第二言語習得と外国語習得

2.1日本語能力試験の点数分析

 言語習得しているとき、母語以外の言語を学習することは2つ目の言語習得といえる。その中では、簡単に2つの種類にわけ、第二言語習得と外国語習得である。まず、2つ目の言語を手段として、日常生活のために言語を学習することは第二言語習得である。このような学習者の目的は、一般的に会話力を高め、普通の生活には不便がないためだと思われる。したがって、外国人にとって、一番大切なのはできるだけ早く生活上よく使われている言葉と文型を身につけることである。たとえば、住所、駅と非常口など生活につながる言葉は重要な学習内容である。それに対して、学校で専門課程として試験と資格などを目指し、2つ目の言語を学習することは外国語習得という。これらの学習者にとって、進学などを目的とし、語彙、文法と読解を勉強する。このような学生に対して、試験を分析し、長期的なストラテジーを設定することは欠かせないことだと思われる。本稿では、おもに外国語学習における漢字学習の方法について研究する。

 このように外国語学習者にとって、外国語習得は基本的に資格試験に合格し、希望の大学や大学院に進学するためのものだと考えられる。そのため、日本語能力試験や留学生日本語試験などテストにどうすれば高い点数が取れるのかという問題が難問になっている。本論文では、とりあえず日本語能力試験を例として、試験に合格できる条件を分析する。

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