有关村上春树的恶的研究—以《寻羊冒险记》为中心

 2023-06-03 02:06

论文总字数:10326字

摘 要

本文将通过时代背景分析,从社会体制和精神困惑这两方面着重阐述。通过第二章中对于《寻》的简单介绍以及羊这一隐喻背后意义的推论,着重在第三四章展开对恶的论述。首先是导致青年的精神缺失和困惑,随之而来的是日本现代化进程中人们的彷徨和不知所措。第三章第三小节将会提到《寻》以后村上的作品中关于恶的进一步的具现化。第四章将紧密结合《寻》中的情节作分析,进入成吉思汗脑中的野心勃勃的羊,终结羊的天性懦弱的鼠,这一反差对比不仅揭示了独裁社会体制的弊端,更呼吁青年看清这一现状。

关键词: 羊; 恶 ;失去 ;死

 

目 次

謝辞 I

要旨 II

摘要 Ⅲ

1.はじめに 1

2.羊をめぐる冒険 2

2.1あらすじ 2

2.2羊の隠喩の意味 3

3.青年精神の失われたの悪 5

3.1時代背景 5

3.2欲望の悪 7

3.3『羊』の後の作品の中の悪 8

4.社会体制の悪 9

4.1ジンギス汗と羊の野望 9

4.2弱い鼠と羊の死 10

4.3独裁社会の悪 11

5.まとめ 13

参考文献 14

1.はじめに

悠々たる歴史の流れの中で、是非善悪の闘いが永遠に続けている。物質文明の発展に従って、人々が精神世界の充実を求めることになる。日本の近現代化プロセスが速いペースで進んでいる時に、1960年代から80年代までの青年たちは青春の情熱を燃やすけど、活躍したくてもやる条件も提供されない。騒がしい学生運動が終わった後、なかなかしっかりと思われる答えができなかった。物質の満足が心の満足感を持ってくることはできなかったの上で、重い失望感が心に纏わりついて、無力感の気持ちがあふれていた。村上春樹がその時代を経験して、豊かな人生経験を文学でこの世に伝えてきた。作家として、興味が尽きない物語を通じて、心の奥底からの声を生き生きと話し続ける。

1982年村上春樹は三作目の長編小説の『羊をめぐる冒険』(以下は『羊』と略称する)を発表した。専門作家として初めて書いた小説で、人生のターニングポイントとして世に知られている。実に面白い物語だとは言えないけど、かるい雰囲気で興味深いなことを話し続けるの感じが

「私も時々何かを探すことができればと思うんです。」と支配人は言った。「でもその前にいったい何を探せばいいのかが自分でもよくわからないんです。......だから人生というのはそいうもんだと思いこまされてきたんです。何かを探しまわることが本当の人生だというふうにです。( 村上春樹 『羊』 講談社)

人はみんな何かを探さなくてはいけないまえに進むことができないのだ。その時には、時間の流れさえ感じれば、凡庸な日々の過ごすのも悪くないと思う。主人公の僕は自由意志で東京から背中に星のしるしのついた羊を探す冒険をはじめた。

 

2.羊をめぐる冒険

  2.1あらすじ

日本のある右翼組織の脅迫のために、具体的に言えば、当組織の頭の先生の黒服の秘書に脅迫された「僕」は新しいガールフレンドと一緒に東京から背中に星のしるしのついた羊を探しはじめた。それは1978年のことだ。その前に、「僕」は大学友たちと二人で小さな翻訳事務所を始めて、その後だんだんPR誌や広告関係の仕事にも手を広げていた。何故この「僕」が脅迫されたのかと言われると、それが友の鼠からの手紙についた北海道の平凡な風景写真を利用して広告ででてきたからだった。その写真ではあの羊が映されていた。

その羊が人の体内に入ることのできる羊である。そして羊を体内に持っている人間にはもったいないくらい立派なものになれる。1935年の7月にこの羊が満蒙国境近くで放牧の調査中の羊博士と呼ばれている男の体内にはいった。それから一月ぐらい、羊博士が羊とのあいだに「特殊な関係を持った」という噂はひろがっていた。結局、1936年の春に羊博士は「精神錯乱」というレッテルを貼られて日本に送り帰された。

歴史というのは時間がつながっている。先生も1936年の春を境にして、いわば別の人間に生まれ変わったんだ。そこまでの先生はひとことで言ってしまえば凡庸な行動右翼だった。1936年の夏にA級戦犯の先生は刑務所を出ると同時に、あらゆる面で右翼のトップにおどりでたんだ。次いで中国大陸に渡り、情報網と財産を築きあげた。中国大陸における情報網と交換に釈放された先生が大陸からを持ち帰った財宝をもとに、戦後の経済.政治.情報の暗部を把握した。強大な地下の王国を築いて、その国という巨大な船の船底を支配していた。血瘤の生じたのが羊とのあいだに因果関係はなくて、その上に、羊の影で1978年まで生きてきた。

1978年羊が先生の体から離れて、鼠の体内に入った。5年前鼠がさようならも言わなっかたまま、一人ぼっちの生活になっていた。鼠からの手紙をもらった「僕」はガールフレンドの伴いで北海道の牧場に辿り着いたが、彼女は山を去ってしまった。一人でいろんな工夫をして、やっと鼠を引っ張りだした。鼠は羊を呑み込んだまま台所のはりにロープを結んで首を吊った。「僕」が頼まれたとおりにコードを接続した。「僕」と羊博士の出会い以外にはすべてのことが秘書の思いどおりにはこんでいた。 最初から最後までプログラムを組んで、羊を操りたい秘書は北海道の別荘で死んだ。

2.2羊の隠喩の意味

読者に対して、最も関心と興味を持っているのは羊だ。羊の隠喩についての評論が多く発表された。例えば、「モンゴル式の世界統一の強権意志」(川村二郎)、「外国種イデオロギー」(佐伯彰一)、「他者性の象徴」(井口時男)と「西欧の近代文化の力と近代日本の西欧化に力を入れる意志の象徴」(関井光男)など、このような様々な見解がある。実は作者としての村上さんは、一方では自身もその羊の隠喩意味をはっきり言えないだと言いながら、他方で相当明らかに「ある意味では、日本政府のがむしゃらに近現代化を進めるのを象徴しているんだ。」と言った。

ご存知のように、日本の近現代化プロセスが強い軍国主義の色を帯びるのだった。「がむしゃら」とは、対外侵略と拡張が一部分として含まれたのは事実だ。むしろ、日本の近現代化プロセスは海外侵略と拡張の過程だと言っても過言ではないだ。日清戦争の後台湾の不法占領と朝鮮の強制的占領から日露戦争まで日本の野望が明らかだが、そこまでの罪知らずに日中戦争を起こした。この点から見れば、羊は近現代化プロセスを象徴するうえに、日本軍国主義そのものと軍国主義の暗と邪悪の象徴とされている。この出来ないことがあるわけがない羊が、先生の対内に入ったからの42年間で先生の意志の原型を成している。先生はどんな特殊な存在になっているのか。

「つまり、先生が国家という巨大な船の船底を一人で支配しているわけさ。彼が栓をぬけば、船は沈む。乗客はきっと何が起こったかわからないうちに海に放り出されるだろう。」( 村上春樹 『羊』 講談社)

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