日本年轻人用语中的模糊语

 2022-06-24 11:06

论文总字数:13134字

摘 要

日本的年轻人用语大多流行一时,尔后逐渐被人们遗忘,但也有一部分自然而然地固定了下来,年轻人会话中经常出现的模糊语表达便类属其中。于此背景下,本篇论文共分为三个章节,分别从使用实态、语用功能以及频繁被年轻人使用的背景原因三个视角作深入探讨,从而尝试正确理解把握年轻人用语中的模糊语表达。

第一章节先关于模糊语表达的定义和分类进行相关表述,再通过分析调查数据从渗透率和寿命两个方面考察模糊语表达的使用实态。

第二章节中利用《最完美的离婚》这部日剧的脚本作为语料,举例分析论证模糊语表达在年轻人日常会话中的三种主要的语用功能。

第三章节在上一章节的基础上进一步探究模糊语表达被年轻人频繁使用的背景原因。一方面由于现代社会社交网络的发展普及影响了年轻人沟通模式,为了避免不必要的误解和摩擦,年轻人更加注意遣词用语。另一方面则是由于当代年轻人在人际交往中,畏惧伤己及人且追求表面的和谐相处,模糊语表达则成为了实现这一目的的工具。

同时在中国,年轻人又是通过何种手段来模糊表达呢?观察这一实况并与日语进行对比分析将作为今后的课题。

关键词:年轻人用语、模糊语表达、使用状况、语用功能

要 旨

 日本の若者の会話ではよく聞かれる「ぼかし表現」は、数多くの一時的な流行で終わる若者言葉においては、もはや自然に定着してきた。このような背景を踏まえ、本稿は3つの章から構成されており、「ぼかし表現」を正しく理解して把握するため、使用状況、語用機能や多用される背景について考察してみたものである。

 第一章では、「ぼかし表現」の定義や分類に関する考え、またデータ分析を行い、浸透率や定着率の2つの角度から若者が使用する「ぼかし表現」の使用状況を概観してみた。

 第二章では、『最高の離婚』というドラマの脚本をデータベースとして扱い、例を交えて若者の日常会話における「ぼかし表現」の主な3つの語用機能を分析した。

 終章では、第二章の分析結果をもとに、「ぼかし表現」が若者に多用される背景を探求してみた。現代社会の発達してきたSNS(ソーシャル・ ネットワーキング・サービス)利用は若者のコミュニケーション様式に影響を与え、不必要な誤解や摩擦を避けるため、若者が以前より言葉遣いを強く意識する。一方、現代青年の対人心理において、自他共に傷つくことがないよう配慮することにより、「ぼかし表現」が表面的な円滑な関係を求める言語のツールになってきたことが考えられた。

 今後の課題としては、中国では、若者の会話におけるどのような方法で表現をぼかしているのかを観察し、またその使用状況を日本語と比べることである。

キーワード:若者言葉、ぼかし表現、使用状況、語用機能

目  次

はじめに 1

第一章 若者の「ぼかし表現」の使用状況 2

 1.1 若者言葉と「ぼかし表現」 2

 1.2 「国語に関する世論調査」のデータ分析 3

第二章 若者の「ぼかし表現」の語用機能 5

2.1 断定緩和 5

2.2 対人配慮 6

2.3 自己防衛 7

第三章 若者に「ぼかし表現」が多用される原因 8

3.1 社会的背景 8

3.2 心理的背景 9

おわりに 10

参考文献 11

謝辞 12

はじめに

 インターネットや携帯電話の普及、 情報技術の高度化に伴い、インターネットの主な利用者として、若者が文化間交流には重要な役を演じるようになった。常に時代の特徴を反映する若者言葉には、近年、「~かな」、「みたいな」、「~って感じ」などのような「ぼかし表現」が多用されるようになった。「ぼかし表現」が90年代から若者を中心として使われはじめ、次第に広がってきた。多くの「ぼかし表現」が長い間にわたって使われ、若者以外の世代にも幅広く使用が行き渡り、通常語彙の俗語的なものと位置づけられるところまで進化し続けている。

 若者言葉についての研究が盛んに行われてき、分類、特徴、語形変化や言語意識などはさまざまな研究者の注目を浴びたが、若者言葉の「ぼかし表現」に関する文献が相対的に少ない。これまでの先行研究を概観すると、主に「ぼかし表現」の語用機能を中心として発展してきた。例えば、辻大介(1996)は、ぼかし表現を用いた若者語には、「発話(言語行為)の設定する対人関係を緩衝する」という語用論的機能が認められる[1]。洞澤伸(2011)は「ぼかし言葉」のうち、否定的な文脈で用いられている表現の語用論的機能の相違点が論述されている[2]。しかし、「ぼかし表現」が若者に多用される背景に関して分析されるものはそれほど多くない。

 従って本稿では、これらのことを踏まえ、まず、若者言葉にある「ぼかし表現」の使用状況について、文化庁が行われた世論調査の結果に基づいて観察する。そして、SNSという「空間」において、若者ことばが多く見られるが、定性や定量の情報収集が困難であるので、テレビドラマから取り出された用例を分析データに、若者のコミュニケーションにおける「ぼかし表現」の語用機能を探求してみる。最後、先行研究が見落としてきた多用される背景に焦点を当て、なぜ若者がこの表現を用いるのか、この表現の使用には、若者なりの配慮がどのように込められているのかを明らかにしたい。

第一章 若者の「ぼかし表現」の使用状況

 本章では若者言葉にある「ぼかし表現」の使用状況を概観する。まず、「若者言葉」と「ぼかし表現」の関連性から「ぼかし表現」の定義や分類を解説する。次に、「国語に関する世論調査」のデータを利用して定着率や浸透率の視点から、「ぼかし表現」の使用状況を考察する。

1.1 若者言葉と「ぼかし表現」

日本では、若者言葉に関する研究は20世紀80年代から始まったが、今まで研究者の間に、「若者言葉」という用語には統一した定義はない。米川(1998)は次のようにまとめており、「若者言葉とは、中学生から三十歳前後の男女が、仲間内で、会話促進・娯楽・連帯・イメージ伝達・隠蔽・緩衝・浄化などのために使う、規範からの自由と遊びを特徴に持つ特有の語や言い回しである」[3]。本稿では、米川の定義に従う。

ところで、若者言葉の中には、1990年代後半には前述した「規範からの自由と遊び」という要素を含めていない「ぼかし表現」が流行し、現在も使用されているものもある。稲垣(2006)は、「若者ことばが一種の隠語・階級語と見られ、中には略語の類が多い、曖昧な表現・第三者的表現が目立つ」と指摘している[4]。また、若者言葉の特徴について、曖昧さがよく見られると桑本(2010)[5]の先行研究でも補足された。

そのうえ、文化庁において、1995年度から毎年、個別面接調査の方式により、全国の16歳以上の男女を対象にして実施された「国語に関する世論調査」[6]がある。1995年度~2016年度の「国語に関する世論調査」を調べると、若者言葉についての調査項目がおよそ13回設定されており、このうち、「ぼかし表現」を中心とする調査が3回(1999年度、2004年度と2014年度)あって、考察対象語は「わたし的に」、「とか」、「かな、みたいな…」、「やばい」、「微妙」などである。

このように、若者言葉には、若者の間で活発に使用されている「ぼかし表現」があることをあきらかにした。

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