中日禁忌语对照研究--以“文字狱”和“言灵信仰”为中心

 2023-07-26 09:07

论文总字数:11048字

摘 要

 语言是人与人之间进行交流的手段,是民族的重要特征之一。当今社会,国与国之间交往日益频繁,文化交流也日益密切。为了准确地传递信息,顺利地进行交流,需要人们不断学习和加强对语言文化的理解。人类对世界的认识是有限的,在日常生活和工作领域中存在着多种困扰人类的事物,由此产生了各种禁忌现象。禁忌作为一种文化现象,它普遍存在于每一个国家的语言当中,是以各民族不同的文化信仰为核心的。不同的民族在禁忌的对象、禁忌的文化心理、禁忌的社会风俗等方面存在着相异点。因此,为了顺畅地沟通交流,需要人们在了解各民族禁忌文化的基础上恰当地使用语言。本论文首先研究中日禁忌语的分类,然后着重列举中国的文字狱和日本的言灵信仰这两个代表性的禁忌文化现象来进行对比研究。通过比较禁忌语的起源、历史发展和社会影响来总结其共性和差异。语言这种东西并不是一成不变的,它随着社会的发展在不断更新。当今社会,禁忌语的使用也在与时俱进。学习禁忌语并了解其使用现状有利于避免尴尬,并提高跨文化交际的能力。

关键词:禁忌语;文字狱;言灵信仰;跨文化交际

目 次

謝辞 I

要旨 II

摘要 III

1 はじめに 1

1.1 研究の目的と意義 1

1.2 先行研究 2

2 中日忌み言葉の主な類別 4

2.1 職業における忌み言葉 4

2.2 日常生活における忌み言葉 4

3 文字の獄について 7

3.1 その起源 7

3.2 時代的変化 7

3.3 封建社会への影響 8

4 言霊信仰について 9

4.1 その起源 9

4.2 時代的変化 9

4.3 日本社会への影響 10

5 中日忌み言葉の比較・対照 11

5.1 共通点 11

5.2 相違点 12

6 現代忌み言葉の使用と今後の展望 13

7 終わりに 14

参考文献 15

1 はじめに

中日両国は政治、経済、文化などの分野での交流が頻繁になり、言語文化の交流もますます広がってきた。稲作技術の導入から仏教文化の伝播まで、中日文化の交流を促進し、両国人民の友情を深めてきたのである。古代、日本人は交流の過程の中で文字のない言葉を使用したことがある。紀元後3世紀頃、漢字は中国から日本に伝来され、日本文化により深い影響を与えるようになった。隋唐時代から、中国と日本の相互往来は高度な交流期に入っていると思われる。

21世紀に入り、現代社会はグローバル化が進み、コンピューターが様々な分野で導入されるなど、社会が変化してきた。それとともに、私たちの生活も大きく変化し、メールなど電子機器を使った情報のやり取りが可能になったことで、人と言葉を交わさず、便利に素早くやり取りをすることができるようになった。しかし、一方では、人と人が直接触れ合うコミュニケーションの機会が減少し、現代社会の人間関係の希薄化の一つの要因となっている との指摘もある。さらに、このような生活の変化が,現代の人々の人間関係やコミュニケーションのあり方にも大きく影響してきていると考える。

1.1 研究の目的と意義

禁忌とはその社会の習俗として、すべきではないとされていることだと『新明解国語辞典』(第七版)に書かれている。一つの国或いは民族の人々は長期的な共同生活と交際の中で、自然に一般人に遵守される禁忌を形成するのである。これらの禁忌はすでに決められた風習に属し、以前から人々が慣れてきたものである。一旦違反したら、周囲の人に反感や不満を引き起こしやすい。ある特定の場合、不吉な言葉が不幸を招くとされる。したがって、言語の災禍を避けるために、良くない連想を発生させる言語を慎重に扱うことになる。『新世紀日漢双解大辞典』は「忌み言葉は、信仰上の理由や、特定の職業・場面で使用を避ける言葉。不吉な意味の語を連想させる言葉、特に死や病気に関わるものが多い。」と定義する。忌み言葉を認識し、かつ理解することが自分自身を困惑や危険な境地から免れることができる。異文化コミュニケーションに現れる忌み言葉の種類、表現及び語用論的特徴を充分に理解する限り、効果的に禁忌による文化の障害を克服して調和のとれた社会関係を確立できるのである。

1.2 先行研究

忌み言葉は言語の一つとして、その国の文化と心理を反映する。世界にたくさんの国があり、各国の忌み言葉もそれぞれ違う。現代社会では、国と国の交流がますます密接になっていた。異文化コミュニケーシュンにおいて、各国の相互理解を促進するために、中日禁忌文化と忌み言葉への理解を強化する必要があると思う。日本において多くの学者が様々な角度から禁忌に関する研究を展開したことがある。例えば、柳田国男(1938)は日本全国に大規模な民族調査を行い、『禁忌習俗語彙』という本の書くことを完成した。この本は日本各地の忌み言葉を大量に収録し、その後、新たな忌み言葉を補充した。柳田国男は各種の忌み言葉を収集したり、整理したりして、日本の禁忌文化の認識と理解を深めたのである。楳垣実(1973)は『日本の忌み言葉』という著書を著し、日本各地の忌み葉 1597 条を収録した。楳垣実は忌み言葉を手がかりし、忌みの発生、性質、範囲などについて研究したものである。川村湊(2002)は『言霊と他界』という本で言霊と他界に関わる様々な思惟や観念の分析を通じ、近世から現代にかけての日本人の隠された精神史を探った論考である。中国では、忌み言葉に関する研究はそれほど活発に行われていないのである。日本より少ないとされる。そのうち、陈原(1999)は『语言与社会生活』という本を書き、言語というものを詳しく紹介してくれた。社会の発展と変化に従って、言語の時代性を具体的に考察した。また、李中生(1991)は『中国语言避讳习俗』という本で中国の言語禁忌の習俗を分析し、各種の言語においてはばかる現象の根本的な原因を求めたものである。本論文は先人の研究成果を踏まえて、主に職業、日常生活という二つの方面から中日の忌み言葉を論じることにする。中日の忌み言葉に関し、中日文化の文字の獄と言霊信仰をも参照しながら、用法について研究を試みたいものである。忌み言葉それぞれの特徴を中心に、その原因を探り、中日文化についての理解を深める。しかし、自分の能力不足の原因で中日忌み言葉の相違点に触れていない箇所があると思う。これらのことを今後の課題にしたいと思っている。

2 中日忌み言葉の主な類別

2.1 職業における忌み言葉

中国では、穀物を収穫した後、生産高を聞いてはいけない。それは生産高が高いと、穀物全部神様に持っていかれる恐れがあるからだと思われる「粮食快收完了吧」のような言い方は禁忌とされる。それは「完了」は「来年、収穫ができない」という意味になるからだと思われる。狩猟をするときに、猟師は獣に知恵があると信じて、獣の名前を言い換える。例えば、「虎」を「大虫、长尾巴」。「熊」を「大爷、大爷子」と言い換える。漁業において「倒、翻(帆)、沉、搁、況」は忌み言葉とされている。これらの言葉は漁業に従事する人にとってすべて縁起の悪いことだからである。それは「倒」が「倒れる」の意味だからであり、「帆」の発音が「翻」(「翻」が転覆の意味である)と同じだからである。

 日本では、災いの降りかかるのを恐れ、それを避けて言わない言葉の代わりとして用いることが多い。山言葉、沖言葉と言って、山仕事、狩猟、漁業に携わる人たちが、山神、海神にはばかって、山や海で用いる忌み言葉がある。北越地方の山仕事をする人は、山では草の実(=米)、つぷら(=みそ)などという。東北地方の猟師は山に入ると、きむら(=サル)、くろげ(=クマ)などという。北海道の松前の漁師は、海ではこまもの(=イワシ)、なつもの(=マス)などという。

2.2 日常生活における忌み言葉

 中国では、伝統的な観念によると、出産に関する忌み言葉は主に子孫の断絶、出産の不順に関する言葉である。花嫁がギョーザを食べるとき、他の人が、「生不生?」と聞いたら、花嫁は絶対に「不生」と答えてはいけなく、「生」と答えるべきだ。これは、中国人は昔から家庭を重視し、花嫁が順調に出産できるという願いを込めるという意味だと思われる。仏教の禁欲思想により、「性」に関連する言葉は婉曲に使うことになった。女性の生理は直接に言わず、昔は「月水」に、現代は「例假、大姨妈、那个」などに言い換える。中国の場合は、もともと数量関係を表す符号としての数字に吉と不吉の区別があるとされている。「四」は「死」と発音が似ているから、忌み憚っているのである。お客様が四名のとき、「三位加一位」と言い換える。病院には四階、四号病室がない。また、「二百五」、「三八」などのような数字は人を罵るような印象をあたえるから、禁忌すべきである。結婚式には扇子、傘、時計を送ってはいけない。「扇,伞」は台湾の言葉で「散」の発音と似ているからであり、「送钟」は不吉なこと「送终」と発音が同じからである。また、刀と鋏も送らない、これらは「一刀両断」という意味を持つ。人間にとって死は一番恐ろしい、不吉なことである。「死」は忌み嫌われていろいろな代用語がある。例えば、「辞世、谢世、物化、损身、陨没、合眼、终天年、风化、亡逝」などがある。

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